2017年の新横浜在宅クリニック開設以来、
患者・家族様からよくいただく「在宅医療についての質問」をまとめました。
- 訪問診療とはなんですか?
- 通院が困難な患者様の自宅へ、医師が定期的に訪問し、計画的に病状の管理をすることです。
- どうすれば在宅医療が受けられますか?
当院へお電話ください。担当が患者様の状態をヒアリングします。訪問診療を開始するには、通院している病院や診療所からの「診療情報提供書(紹介状)」が必要です。
ケアマネージャーが介入されている場合は、ケアマネージャーへ相談した方がスムーズに開始できる場合があります。一度ご相談してみてください。
- 通院している病院がありません。訪問診療は来てもらえますか?
- 当院へお電話ください、医師に確認します。患者様の状態により対応を検討し、その上で訪問診療ができるかどうかをお答えします。病状によっては、訪問診療ではなく、病院への受診をおすすめする場合があります。
- バルーンカテーテルをつけているのですが、診てもらえますか?
- 訪問診療で診ます。当院で管理可能です。バルーンカテーテルを管理している病院からの「診療情報提供書」を元に、当院にて管理を行い、月に一回程度の交換を行います。
- PEG(ペグ「胃ろう」ともいう)をつけているのですが、診てもらえますか?
- 訪問診療で診ます。当院で管理可能です。PEGを管理している病院からの「診療情報提供書」を元に、当院で管理を行い、PEGの交換もご自宅で行います。(※初回の交換は、PEGを造設した病院で行っていただきます)
- 在宅医療では、どのような検査ができるのですか?
- 当院では、病院などで受けられる血液検査やエコー検査、X線検査、心電図検査を行っています。高度な精密検査は、病院や大型画像検査装置を備えた病院を紹介します。
- 病院で“がん”と診断され治療が始まりました。緩和ケアがうけられますか?
- 当院で在宅緩和ケアを行います。通院している病院からの「診療情報提供書」を元に、外来受診との並診となる場合も、外来通院が困難となった場合も、当院では訪問看護師やケアマネージャー、訪問介護事業所、保険薬局などと療養体制を整え在宅緩和ケアを行います。
- 在宅医療のお金はいくらかかりますか?
- 基本的に費用は、厚生労働省が定めた「保険(診療報酬)制度」で決まっています。ただし、お使いの保険証の種類や限度額認定証の有無などでも負担額が変わります。参考に、当院ホームページのMENU「費用について」をご覧ください。